サンプル1
タイトル:業務でスラックを使っている
ニックネーム:匿名
本文:
1)立場(当事者、支援者、支援機器・サービス開発者など)
視覚障害当事者(全盲、40台、男性)
2)使用端末(スマホ、パソコン、タブレットなど)
端末:ノートパソコン
OS:Windows 10
3)使用ツール(読み上げソフトなど)
スクリーンリーダー:NVDA
4)使用場面
業務でSlack(スラック)というチャットツールのデスクトップアプリを使用しています。
NVDAというスクリーンリーダーを用いて操作していますが、チャンネルへの投稿や返信、リアクション、DMダイレクトメッセージの送受信などストレスなく利用できています。
スラックを利用できるおかげで、チーム内はもちろんですが、面識のないチーム外の方とコミュニケーションを始めやすくなりました。
スラックにはスマホアプリもあってiOS版も利用していますが、こちらもVoiceOverで利用可能です。
5)課題
スラック以外にTeamsやメールなど複数のツールを使い分けていますが、どのツールも同じくらいアクセシブルになったらいいなと思います。
サンプル2
タイトル:iOS版のKindleとオーディブルで読書を楽しんでいる
ニックネーム:匿名
本文:
1)立場(当事者、支援者、支援機器・サービス開発者など)
視覚障害当事者(全盲・40代・男性)
2)使用端末(スマホ、パソコン、タブレットなど)
端末:スマートフォン(iPhone)
3)使用ツール(読み上げソフトなど)
スクリーンリーダー:VoiceOver(iOSに標準搭載)
4)使用場面
iOSアプリのKindleで読書を楽しんでいます。
Kindleを使う前はサピエ図書館にある録音図書やデイジー図書を使用していましたが、Kindleの電子書籍をVoiceOverで読めるようになって、本の世界がぐっと広がりました。
小説だけでなく、仕事で必要な知識を習得するための書籍も一部ですが読めるようになってとてもうれしいです。
またこれもアマゾンのサービスですがオーディブルというオーディオブックアプリも使っています。
こちらはプロのナレーターや俳優さんが読んでくださっているので、読書というよりはラジオドラマの雰囲気で楽しんでいます。
5)課題
Kindleやオーディブルを使い始める前と比べると、読める本の数や種類やジャンルはかなり広がっていますが、まだまだ読めない本があるのが残念です。
特に数式や図表などを多く含んだ専門書や、雑誌・漫画などは読めない作品が多いので、これらが読めるようになることを期待しています。
またKindle以外の電子書籍はアクセシブルになっていないと思います。
こちらも改善して、電子書籍もアクセシビリティが当たり前になったらうれしいです。